「否認」から「認めさせる」家族にできる?

アルコール依存症家族は、アルコール依存症者の「否認」に
頭を悩まされ、何とか病気であることをを認めさせたい!
そして治療してもらいたい!そう思っているのではないでしょうか。

家族は、アルコール依存症者に、
否認をやめ、認めさせることはできるのでしょうか・・

アルコール依存症 1

アルコール依存症は、「否認の病気」と言われているように、
アルコール依存症だと、医者に言われても、家族に言われても、
誰に言われても素直に認めることはありません。

この否認というものが、家族を悩まし続けるもので、
なんとかしようと家族は躍起になります。

しかし残念ながら、、、、、

アルコール依存症者の否認を家族が
なんとかしようと思ってもできるものではありません。

家族にとって、早く病気だと認めさせ、飲酒をやめさせ、
治療に専念してもらいたいという気持ちは痛いほど理解できます。

私もかつて、病院へ積極的に連れて行ったり、病院を探したり、
専門病院への入院の説明を聞きにいったり、自助グループ、書籍など
認めさせるために、必死になってきました。

でも、夫はいまだに病気を認めません。

頑張れば頑張るほど、家族は疲れ果てるだけです。

アルコール依存症者にとって否認は、最大の防御です。

否認を止め、アルコール依存症だと認めてしまえば、
飲酒をやめざるを得ません。

精神的にアルコールに依存している、アルコール依存症者にとって、
飲酒を断つことは、死へ直結といっても過言ではないほどです。

だから飲酒するために、否認を続けるのです。

家族ができることは、認めさせようとするのではなく、
ただただ黙って見守り、自助グループや本、講演会などで、
アルコール依存症の勉強をし、知識、正しい対応を学ぶ。
そして、自分の時間を有意義にすごす。

本人がどん底を味わい、病気であることを認めるまで、
アルコール依存症者の問題はふれないでおきましょう

アルコールの前に、私たち家族は無力です。

アルコール依存症者の否認に振り回され、疲れてしまわないように、
心身ともに元気でいてくださいね。