スリップをしてしまった。その時、家族は・・・

アルコール依存症者のほとんどが、断酒継続中に、
スリップ再飲酒)をします。

でも、心配しないでください!!
アルコール依存症の回復過程で、誰もが通る道ですから。

アルコール依存症 共依存

アルコール依存症者が断酒中に、スリップ再飲酒)しないかと家族は心配になり、飲酒しないように監視したりしてしまいがちです。

心配し、監視したくなる気持ちはとてもわかりますが、、、

アルコール依存症を回復する過程において、スリップ再飲酒)はつきものです。

回復過程において、スリップはするものだと、家族は思っておいた方がいいと思います。

その方が、気持ちも楽になりますし、スリップを目の当たりにしても、動揺しなくなります。

アルコール依存症者は、スリップを経験したあと、自助グループや病院などで自らのスリップ経験を話し、自分の気持ちと向き合い、回復に向かうそうです。

スリップした時の、家族の対応は

では、断酒を続けている中で、スリップしたときに、家族の対応は・・・

家族は、決してスリップしたことをとがめてはいけません。本人の問題ですから、本人が解決するほかありません。

私たち家族は何も言わず、助けのサインが出るまで、口を出さない。手を出さない。

確かに、見守る家族としては、スリップした時の怒り、いらだち、腹ただしさがあると思います。

ぶちのめしてやりたい!そんな気持ちも抱くこともあるでしょう。

でも、何か嫌みの1つもでいったり、とがめるという行為をすると、再飲酒を助長します。再飲酒から連続飲酒へとつながり、以前より状態が思わしくなくなります。

私も夫に何度もスリップを責めました!そして言い合いになって、お酒を捨てたり、目の前で流したり、もう飲みません!を何度も約束させました。

しかし得られた結果は、再飲酒に、連続飲酒、隠れ飲酒に再入院・・・ただただ体力、気力、お金がなくなっただけでした。

アルコール依存症がお酒をやめているということは、奇跡にも等しいことだといいます。

スリップしたことの重大さは、本人が一番よくわかっていますし、とても悔んでいると思います。

そこからきっと、また自分と向き合い、断酒継続に向かってくれればそれでいいのです。

スリップ再飲酒)がなんだ!

そう思えるくらい、アルコール依存症家族は、強くならなければアルコール依存症から家族も回復することはできません。

アルコール依存症者に振り回されることのないように、アルコール依存症について、正しい知識を得て、家族も強くなっていけるといいですね。